6.埋没法による二重まぶた手術の方法4

実際のところ美容外科にやってきて二重まぶた手術を受ける患者の中には、二重まぶた手術を受ける時には「絶対に大丈夫だ。」と心に決めていたとしても、後になってやはり元に戻したいとか、もう少し控え目にしたい、或いはもう少し幅広くしたい、などと気が変わる人も少なからずいます。埋没法による二重まぶた手術の場合、二重まぶた手術の直後は針の穴の傷がありますが、二重まぶた手術が終わって一週間もすれば皮膚表面には目立つ切り傷にはならなくなります。従って後で別のラインに二重まぶたを作り直したとしても、それには不都合が生じません。また二重まぶた手術後2~3ケ月であれば、埋没した糸を取ればまず確実に元に戻せますし、また更に1~2年が経過していてもかなりの確率で元に戻せます。もっともここで逆の言い方をすると、仮に埋没糸を抜糸しても完全に元に戻らないといった事態も多くあるので注意が必要です。
ところで埋没法によって二重まぶた手術を行なう場合、糸が必要となります。それでは埋没法として使う糸の本数は一体何本なのでしょうか。、これにはいろいろな本数があります。言い換えれば、埋没法にも、糸を使う本数によっていろいろと異なる方法がある、ということです。
埋没法には糸を1本使う方法(これを1点法と呼びます。)のほか、2本(同じように2点法と呼びます。)、3本(3点法)或いは4本(4点法)、と徐々に糸の本数を増やすことがあります。簡単に比較をすれば、1本しか糸を掛けない方が後で腫れや異物感が少なくなる、とも言えます。まぶたのような小さくて繊細な組織に、たとえ細い糸とはいえ二重まぶた手術の為に異物を入れるのは、やはり少なければ少ないほどよい、と考えられます。時々、埋没法でまぶたの中に糸が複雑に多数縫い込まれている患者がいて、方法を換えてもう一つの二重まぶた手術の方法である切開法で手術し直したところ、非常に目が楽になったというケースもあります。切開法と比べて、同じ二重まぶた手術の方法として、簡単で組織のダメージが少ないと言われる埋没法ですが、もしもこんな有様では、その意味が無くなってしまいます。
二重まぶた手術の方法の一つである埋没法は、「切らないで簡単に二重まぶたになれる。」と宣伝されることが多くなっています。「切る」という大きなリスクを冒すことなく成果を求めることができるのですから、素晴らしい方法ですし、それはときに夢のようにすばらしい手術である、といった宣伝をされ、勘違いをもされがちです。ですがそんな埋没法も、当然ながら相応の欠点があることを理解すべきです。それでは埋没法で二重まぶた手術を行なった場合、一体どんな欠点があるのでしょうか。ここでは簡単に埋没法で二重まぶた手術を行なった場合の欠点について紹介します。
埋没法の欠点としてその一つは、埋没法は結局のところ切らない手術ですから、まぶたの中の筋肉や脂肪といった内部の組織を処理していないことになります。従ってまぶたの内部構造が、結局のところ元のまぶたのままであるということです。人間の体にはそもそも修復機能と呼ばれる機能があります。この修復機能は、例えば手術をした後で体が元に戻ろうとすることです。埋没法による二重まぶた手術も例外ではなく、埋没法で二重まぶた手術をすると、まぶたはやはり元の姿に戻ろうとしてしまいます。埋没法の欠点のもう1つは、埋没糸という異物を使う手術である、という点です。糸はたとえ医療用であるといっても、人間の体にとっては所詮「異物」です。糸の掛け方によってはこの異物が体にさらに悪影響を及ぼすことになるのです。従って安全でリスクがない、と宣伝されることが多い埋没法による二重まぶた手術にも、やはり相応のリスクが有ります。皆さんがもし仮に埋没法による二重まぶた手術を選択したとしても、やはりそこには欠点、リスクが孕んでいることを知っておかなければなりません。