9.埋没法による二重まぶた手術の方法7
ここでは二重まぶた手術の方法の一つである埋没法について紹介しています。
この埋没法ですが、その特徴を厳密に言うならば、埋没法によって二重まぶた手術を行なった場合、まぶたの内部構造を本当の二重瞼には変えていないことになります。従って二重まぶた手術の後で、埋没した糸を取り除けば、二重まぶた手術前の元の状態に戻すことができます。これが埋没法の特徴でもあります。
従って埋没法で二重まぶた手術を行なった場合、このようなケースがあります。それは一旦は、二重瞼を希望して二重まぶた手術を受けたものの、実際に二重瞼にしてみると自分には似合わないと感じて、従って元に戻したいと考える人もいます。ちなみに抜糸する手術は、皮膚を1~2mm切開し、まぶたの中に埋没した糸の結び目を見つけ出し、結び目近くで糸を切断し、結び目ごと糸を摘出するのです。その場合二重まぶた手術の後の2~3か月以内でしたらほぼ確実に二重まぶた手術前の状態に戻りますが、二重まぶた手術後長く経過した場合や、或いは糸の周りの炎症による癒着が進んでいると、抜糸をしても薄くクセがついてしまい、完全には元に戻らない、といったこともあります。また、まぶたの中の奥深くに結び目がある場合、糸が発見できず、それによって抜糸ができない、といった場合もあります。
二重まぶた手術を埋没法で行なった場合、埋没法の欠点として挙げられるのは、二重まぶた手術の後で元に戻りやすいということ、それに埋没糸という異物を埋め込むことによる副作用があるということ、この二点に集約されます。元に戻ってしまう、というのはある意味埋没法による二重まぶた手術の宿命であると言えます。勿論これに対してどうしたらいいのか、どうしたら元に戻らなくなるのか、といったことが医師達によって追求されてきました。例えばこれまでなら、元に戻りにくい二重瞼にするために、埋没糸の掛け方をどうすればよいのか、といったことが追求されてきました。しかしその一方で、埋没糸は異物である、というある意味当然の側面が軽んじられてきたきらいがありました。つまり分かりやすく言えば、二重まぶた手術における埋没法という方法の効果が追及される一方で、そこで生ずる副作用が今までは軽視されてきたのです。埋没法の抜糸についてはあまり検討がなされていなかったので、情報提供が乏しく、その結果埋没法での二重まぶた手術を受けて、実際に副作用が出た患者はどうすれば良いか分からず、従ってそこでの悩みには深刻なものがありました。